「彼は実績のある勝者」チェルシーがスペイン代表MFサウールを獲得! アトレティコから買い取りOP付きのレンタル移籍

2021年09月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

シメオネ監督が長らく重用

チェルシーへのレンタル移籍が決定したサウール。(C)Getty Images

 チェルシーは移籍市場最終日の8月31日、アトレティコ・マドリーからスペイン代表MFサウール・ニゲスを今シーズン終了までのレンタルで獲得したことを発表した。

 移籍市場に詳しいファブリツィオ・ロマーノ記者によれば、4000万ユーロ(約50億円)の買い取りオプション付きで、500万ユーロ(約6億2500万円)のレンタル料が発生するという。

 アトレティコの下部組織で育ったサウールは、今シーズンで在籍9年目を迎えていた26歳。左足の確かな技術、ハードワークをこなせる献身性、大一番での勝負強さ、複数のポジションをこなせるユーティリティ性など、長所を上げたら枚挙にいとまがなく、ディエゴ・シメオネ監督が「絶対に外さない存在」として長らく重用してきた。

【PHOTO】2021年夏の移籍市場で新天地を求めた名手たちを一挙紹介!
 だが、チームが7年ぶりのリーグ制覇を成し遂げた昨シーズンは、まさかの絶不調。チーム内での序列が低下していた。

 そんななか、今夏は移籍を希望し、バルセロナなども興味を示すなか、かねてより取り沙汰されていたチェルシーへの移籍が最終日に決定した。

 チェルシーのマリーナ・グラノフスカイアSDは、「彼は実績のある勝者であり、豊富な経験を持つプレーヤーで、あらゆる面で私たちが直面する課題を解決するのに適した選手だ」とのコメントを発表している。

 初の国外挑戦で心機一転、サウールは本来の調子を取り戻せるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事