徳島の高卒ルーキー鈴木輪太朗イブラヒームがバレンシアへ期限付き移籍!「より成長したいと思います」

2021年08月31日 サッカーダイジェストWeb編集部

就労ビザの関係で当面は徳島でトレーニングを行なう

徳島では3月のルヴァンカップに出場した鈴木。限られた期間でアピールできるか。写真:滝川敏之

 徳島ヴォルティスは8月31日、所属するFW鈴木輪太朗イブラヒームがスペイン1部のバレンシアへ期限付き移籍することを発表した。なお、契約期間は2023年6月30日までとなる。

 神奈川県出身、18歳の鈴木はガーナ人の父親と日本人の母親を持ち、身長192cm、体重85kgと恵まれた体格を誇る長身ストライカー。横浜FCジュニアユース、日大藤沢高を経て今季から徳島に加入した高卒ルーキーだ。

 今季徳島ではリーグ戦の出場はないものの、3月3日にルヴァンカップのグループステージ第1節、FC東京戦で後半に出場しプロデビューを飾っていた。
 
 そんな鈴木は、クラブを通して移籍決断の経緯と意気込みを以下のようにコメントした。

「シーズン途中ではありますがバレンシアCFへ移籍することを決めました。苦しい状況のチームを離れることは心苦しいですが、J1に残留できることを願っています。短い期間ではありましたが応援いただきありがとうございました。スペインで多くのことを吸収し、より成長したいと思います」

 鈴木は、就労ビザ取得の関係により、当面の間は徳島でトレーニングを行なうという。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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