キャリア第２章の一歩目を踏み出したリオネル・メッシに、指揮官が特大の賛辞を寄せた。英紙『Daily Mail』が伝えている。

　現地時間８月29日、リーグ・アン第４節が行なわれ、パリ・サンジェルマンはランスと対戦。待望の瞬間が訪れたのは、キリアン・エムバぺの２発で、２-０とリードして迎えた66分だった。電撃加入からおよそ半月、メッシがついにフランスのピッチへ足を踏み入れたのだ。これには敵地ながら、スタンドは大歓声に包まれた。

　すると、背番号30のニューカマーはさっそく、切れ味鋭いドリブルで攻撃の起点に。ボールタッチの回数自体はそれほど多くはなかったものの、ボールを持った際には別格の存在感を見せつけた。
 

　試合はこのまま２-０で終了。稀代のスーパースターがデビューを果たしたパリ・サンジェルマンは、開幕４連勝を果たした。試合後、インタビューに応じたマウリシオ・ポチェティーノ監督は、「彼はピッチに入った瞬間からとても良かった」と24分間の出場で大きなインパクトを与えた同胞を絶賛している。

「彼がボールに触れるたびに、チーム全体に落ち着きが広がっていった。リオネル・メッシにとっても、デビュー戦で勝つことは重要なことだね。

　彼が我々のファンだけでなく、ランスのファンからも受けた歓迎は、美しいものだった。彼は誰もが感じることのできる楽観性とエネルギーを放ち、他の選手にもポジティブな影響を与えることができる。彼はメッシだ」

　順調な仕上がりを窺わせたメッシ。代表ウィークを挟んで来月12日に行なわれるクレルモンとのホームゲームでは、初先発、そして初ゴールに期待がかかる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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