J１リーグは８月29日、各地で27節の５試合を開催。ユアテックスタジアム仙台では、ベガルタ仙台対サガン鳥栖の一戦が行なわれ、鳥栖が１対０で勝利を収めた。

　試合は前半、ホームの仙台が素早い出足で鳥栖のパスワークを封じ込め、チャンスをつくり出すが、フィニッシュの精度を欠きゴールには至らない。

　すると後半は展開が逆転。鳥栖が持ち前のポジショナルプレーで優位に立ち、ゲームを支配する。そして66分、鳥栖は仙頭啓矢の縦パスに岩崎悠人が反応すると、ペナルティエリア手前で仙台DFのファウルを誘う。このFKをDFエドゥアルドが左足で豪快に沈め、ネットを揺らす。鳥栖が先制した。
 

　均衡が破れた後は、仙台が再び攻勢に打って出てチャンスをつくり出すが、やはりゴールが遠い。結局、試合は１-０のままタイムアップ。アウェーの鳥栖が勝点３をもぎ取った。

　鳥栖は勝点を47に伸ばし、３位の鹿島アントラーズ、４位ヴィッセル神戸と勝点で並び、５位に浮上した。一方の仙台は勝点19のままで18位となっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部