去就が注目される鈴木優磨、ポルトガルの強豪ポルト入りの可能性が急浮上? 現地紙が報じる

2021年08月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

セリエAのカリアリも関心か

移籍を志願し、去就が注目されている鈴木。 (C)STVV

 ベルギー1部シント=トロイデン(STVV)に所属するFW鈴木優磨の新天地が、ポルトガルになる可能性が急浮上しているようだ。

 鈴木は今夏の移籍を希望しており、STVVのトレーニングには参加しつつも、公式戦には出場していない。これまでベルギー国内のクラブ・ブルージュやアンデルレヒト、ドイツのヘルタ・ベルリン、トルコのフェネルバフチェからの関心やオファーが伝えられたが、いずれも断ったとされる。

 そんななか、移籍専門メディア『TUTTOmercatoWEB.com』は8月29日、セリエAのカリアリが関心を寄せていると報道。それに追随し、ポルトガル紙『A BOLA』はポルトに加入する可能性があると伝えた。
 
「STVVに所属する25歳のフォワード、鈴木優磨がFCポルトに加入する可能性が明らかになった。この日本人は2019年以降、ベルギー・リーグで24ゴールを挙げており、その得点力が注目されている」

 2019年夏に鹿島アントラーズからSTVVに移籍した鈴木は、1年目は24試合で7ゴール、昨シーズンは34試合で17ゴールと得点を量産した。

 ポルトが保有するMF中島翔哉は、セルジオ・コンセイソン監督の構想外となり、古巣であるポルティモネンセへのレンタル移籍が発表されている。

 果たして、鈴木がポルトガルに渡る可能性もあるのか。欧州主要リーグの移籍市場がクローズする31日まではあと3日だが、今後の動向が注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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