マンCが2試合連続5ゴールで圧勝!アーセナルはいまだノーゴールで、悪夢の67年ぶり開幕3連敗

2021年08月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

アーセナルは35分に、ジャカが危険なタックルで一発退場

フェランがチーム2点目を挙げ、喜ぶシティの選手たち。(C)Getty Images

 現地時間8月28日に行なわれたプレミアリーグ第3節で、マンチェスター・シティとアーセナルが、前者の本拠地エティハドで激突した。

 前節、昇格組のノーリッジに5-0で大勝したシティは2017年10月以来、およそ4年ぶりにリーグ戦で2試合続けて同じスタメンとなった。一方のアーセナルはレアル・マドリーから完全移籍で加入したウーデゴー、コロナ感染で出遅れたオーバメヤンが今シーズンのリーグ戦初先発を果たした。

 開始7分、シティがいきなり試合を動かす。右サイドからのガブリエウ・ジェズスのシンプルなクロスに、ギュンドアンがヘッドで叩き込んだ。これで勢いに乗ったホームチームは、12分にも、FKの流れから最後はベルナウド・シウバのゴール前へのパスに反応したフェランが左足で冷静に合わせ、リードをあっという間に2点に広げる。

 圧倒的に押し込まれるアーセナルは20分、思わぬ形でビッグチャンスが訪れる。バックパスを受けた相手守護神エデルソンに、スミス・ロウが猛チャージをかけ、クリアの瞬間に足を出しボールに当てると、カーブがかかりそのままゴール方向へ向かうが、わずかに右に流れる。

 迎えた35分には、危険なタックルでカンセロを倒したジャカが一発退場。アウェーチームは2点ビハインドのうえ、数的不利となってしまう。この厳しい状況に、敵地まで駆け付けながら、早くもスタジアムを後にするサポーターも見られた。
 
 これでさらに攻勢を強めたホームチームは43分、左サイドを突破したグリーリッシュのラストパスをG・ジェズスが押し込み、追加点を奪取。3-0で折り返すと、後半に入って53分にも、ロドリがペナルティエリア手前からの絶妙なコントロールショットで鮮やかにネットを揺らす。

 一矢を報いたいアーセナルは、59分にラカゼット、71分メイトランド=ナイルズを送り込む。ただ、状況は変わらず、その後も一方的に押し込まれ、自陣での守備の時間が続く。

 そしてシティは84分にゴールラッシュを締めくくる5点目を挙げる。マハレズのピンポイントクロスにフェランがヘッドで合わせた。

 試合はこのまま終了。シティは2試合連続の5ゴールで、開幕戦でトッテナムに敗れて後の2戦を連勝。対するアーセナルは1954-55シーズン以来の3連敗スタートで、3試合を終えてノーゴールはクラブ史上初だ。

 次節は代表ウィークを挟み、シティがレスター、アーセナルがノーリッジと相まみえる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【PHOTO】2021年夏の移籍市場で新天地を求めた名手たちを一挙紹介!
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事