マンUでは既にカバーニが着用…C・ロナウドは再び7番を背負えるのか?英紙は「優遇措置は過去に例がない」と説明

2021年08月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

「もし、カバーニが7番を保持することになれば…」

過去に在籍した(左から)マドリー、マンU、ユーベで7番を背負ってきたC・ロナウド。36歳で新しく背負う番号は?。(C)Getty Images

 現地時間8月27日、マンチェスター・ユナイテッドがクリスチアーノ・ロナウドの獲得について、ユベントスと合意したことを電撃発表した。2009年夏以来、12年ぶりの帰還には世界中から興奮の声が上がるなかで、大きな注目を集めているのが、スーパースターが何番を背負うかだ。

 C・ロナウドは、スポルティングから、2003年夏にユナイテッド入団と同時に、これまでジョージ・ベスト、エリック・カントナ、デイビッド・ベッカムら名立たるレジェンドが背負ってきた7番を継承。以降、レアル・マドリー、ユベントスでも背番号7を背負い、「CR7」と称されるなど、その番号はC・ロナウドの代名詞となっていた。

 だが、ユナイテッドでは現在、エディソン・カバーニが7番のユニホームを着用。英紙『Daily Mail』によれば「ロナウドがこのシャツを取り戻すには、今年初めに契約延長にサインしたカバーニがクラブを去るか、プレミアリーグが特別許可を出して変更を認めるかのどちらかしかない。このような優遇措置は過去に例がなく、プレミアリーグ史上初となる」ようだ。
 
 そのうえで同紙は「もし、カバーニが7番を保持することになれば、かつてポルトガルのリスボンでキャリアをスタートさせた際に背負い、現在空いている28番を手に入れたくなるかもしれない」と、思い出の番号で再スタートする可能性も伝えている。

 日本では以前、アンドレス・イニエスタがバルセロナからヴィッセル神戸へ移籍した際に、ユニホーム要項が改定となり、背番号8を三田啓貴から譲り受けたという例もあるが……。今後の動向に注目が集まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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