三好康児がELプレーオフで2試合連続ゴール! 逆転勝利のアントワープ、本戦出場決定

2021年08月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

先発出場し、先制ゴールをあげる

反撃の口火を切った三好。(C)Getty Images

 現地時間8月26日、ヨーロッパリーグのプレーオフ第2レグが各地で行われた。三好康児が所属するベルギー1部アントワープは、ホームにキプロスのオモニア・ニコシアを迎えた。

 第1レグは敵地で三好が今季初ゴールを決めたものの2-4と敗れ、勝ち抜くにはゴールが必要な状況で、背番号8が先発。監督の起用に応え、28分にヨハネス・エッゲシュタインが頭で前線にそらしたボールに合わせて走り込むと、左足でGKとDFを飛び越えるループシュートを放ち、先制点を挙げた。

 アグリゲートスコアを3-4としたアントワープはその後も攻勢を強める。三好も再三にわたってチャンスに絡んだ。

 
 そして、待望の追加点は84分に生まれた。左サイドから切り込んだバリクウィシャからのグラウンダーのパスに、中央に走りこんだゲンキンスが左足で合わせて1点。アグリゲートスコア4-4に持ち込んだ。

 だが、さらにもう1点を奪うことはできず、試合は延長戦へ。103分にはゴール前の混戦から三好が再び浮いたシュートを放つが、これはバーに当たりゴールはならず。その後もホームチームが再三、ゴールに迫るが、1点が遠い。

 結局、延長戦では決着がつかずに勝負はPK戦へ。先攻のオモニア・ニコシアは1人目と3人目が失敗、アントワープは後攻で2人目が失敗して迎えた4人目のキッカーに三好が登場。日本人MFはゴール左上に豪快に蹴りこみ、サポーターの声を煽った。

 そして5人目、オモニア・ニコシアのキッカーが失敗。5人目を待たずに3-2で勝利が決定し、アントワープがヨーロッパリーグ本戦出場権を獲得した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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