エムバペのマドリー行きは、パリSGと移籍金225億円で合意か? 6年契約、年俸37億円を準備と現地報道

2021年08月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

パリSGがオファー受諾か

今夏の去就が注目されるエムバペ。(C)Getty Images

 リーグ・アンのパリ・サンジェルマンに所属するフランス代表FWキリアン・エムバペは、今夏にラ・リーガのレアル・マドリーへの移籍を希望しているとされる。

 現地時間8月24日、マドリーはエムバペ獲得のため、パリSGに1億6000万ユーロ(約200億円)の移籍金を提示するオファーを出した。

 しかし、これは拒否したとパリSGのレオナルドSDが認めており、「彼が去るのであれば我々の方法で」とコメント。これを受けて、マドリーはさらに金額を上乗せし、1億8000万ユーロ(約225億円)のオファーを準備していると、スペイン紙『MARCA』など複数のヨーロッパメディアが報じた。
 
 そして26日、どうやらパリSGは増額したオファーに応じる姿勢を見せているとスペイン紙『MARCA』が報じた。マドリーとエムバペは、契約年数6年、年俸は3000万ユーロ(約37億5000万円)で締結するとみられる。

 パリSGのナセル・アル・ケラフィ会長は、同日にトルコのイスタンブールで行なわれたチャンピオンズ・リーグの抽選会に参加。『MARCA』現地記者の質問に対して、「私たちの考えや立場は常にはっきりしている。これまで言っていたことと、クラブの方針は変わらない」とコメントしたという。

 欧州市場がクローズするのは8月31日の日付が変わるまで。パリSGは30日にアウェーのランス戦を控えている。現地メディアでは早ければ27日には発表されるという情報も流れており、今後の動向が注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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