大迫勇也が神戸でのプレーに心を躍らせるワケ「アンドレスのボールの置き方がやっぱり凄いなと」

2021年08月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

「前の3人がもっと脅威になれれば…」

大迫が、神戸加入後初めて公式戦のピッチに立った感想を語った。(C)VISSEL KOBE

 8月25日、ヴィッセル神戸加入後初めてピッチに登場した大迫勇也が、試合後の取材に応じ、実際にプレーして感じたチームの印象について語った。

 J1・26節の大分トリニータ戦で、チーム合流間もないなか、さっそく先発に名を連ねた大迫は、最前線でボールをキープし、攻撃の起点となるなど、随所で持ち味を発揮。3-1での逆転勝利に貢献した。

 試合を終えた大迫は、連係面での課題を挙げつつも、今後が「楽しみ」と笑顔を見せた。

「まだチームメイトの特徴を理解し切れていないなかでの試合だったから、多少難しさはありました。ただ、今日やったことで距離感とかプレーの感じとかも掴めたと思う。楽しみですね、また新しいチームでサッカーをするというのは」
 
 なかでも楽しみだと語ったのは、アンドレス・イニエスタとのプレー。世界的プレーヤーの繊細なボールタッチを間近で見た感想として、驚きを隠せない様子で、「やっぱりアンドレスがボールを持った時に、何か起きそうな感じがしますし、ボールの置き方とかがやっぱり凄いなと感じます」とコメントした。

 イニエスタとの共演に胸を弾ませた大迫はさらに続けて、「そこにプラス僕とヨッチ(武藤嘉紀)だったり、ドウグラスだったり、前の3人がもっと脅威になれれば、チームとしても面白いと思う」と期待感を口にし、「そうなっていかないといけない」と力を込めた。

 周囲との連係がさらに深まれば、大迫の神戸での初ゴールも自ずと見えてくるはず。7年ぶりにJリーグへ帰ってきた日本代表FWのプレーに今後も注目が集まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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