「100%、ここで力を尽くす」ケインがトッテナムに“残留宣言”! シティのC・ロナウド獲りが加速?

2021年08月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

シティへの移籍が取りざたされていたが…

これで今夏の移籍を否定したかたちのケイン。 (C)Getty Images

 現地時間8月25日、プレミアリーグのトッテナムに所属するイングランド代表FWハリー・ケインが自身のSNSを更新。巷で話題となっている今夏の去就について、自らメッセージを発信した。

 ケインは現地22日に行なわれたプレミアリーグのウォルバー・ハンプトンとのアウェー戦に途中出場。試合後にはスタジアムに集結したサポーターからチャントと拍手が送られ、ケインもそれに応えるように拍手を送っていた。また、今夏に就任したヌーノ・エスピリト・サント新監督とも熱い抱擁をかわした姿が話題になっていた。
【動画】日曜日の試合、アウェー戦で送られたチャントと、応えるケインの姿

 そしてケインは、この時にサポーターから送られた拍手とチャントを聞く自身の姿の写真とともに、このように綴っている。

「日曜日のスパーズのファンの歓迎を目にして、そしてここ数週間に寄せられた応援のメッセージを読んで、信じられない気持ちになった。手をたたいてサインを送るよ。僕はこの夏、トッテナムに残り、チームの成功のために100%集中して取り組むつもりだ」
 
 このメッセージには、「Come On You Spurs」を意味するハッシュタグ「COYS」が添えられており、28歳のストライカーは改めてクラブと、そしてファンへの忠誠が伺えるものとなっている。

 スパーズのサポーターが歓喜に浸る一方で、過熱しているのがユベントス所属のポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウドの去就だ。日曜日の試合でベンチスタートだったスター選手は、いまだに自身の去就を明言しておらず、シティが接触を図ったという報道もある。

 英紙『The Guardian』によれば、C・ロナウドは退団を希望しており、シティは年俸2600万ポンド(約33億8000万円)を負担する用意がある。だが、ユベントスに多額の移籍金を支払う余裕はないため、トレード案として、バルナルド・シウバとアイメリック・ラポルテを提案し、獲得を模索するようだ。

 デッドライン・デイは8月31日。果たしてC・ロナウドのシティ入りはあるのか。今後の動向が注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【PHOTO】2021年夏の移籍市場で新天地を求めた名手たちを一挙紹介!

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