プレミア全クラブがレッドリスト指定国への選手派遣拒否を発表。来月のW杯南米予選などに影響

2021年08月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

26のレッドリスト国に約60人を派遣予定だった

プレミアリーグがレッドリスト指定国への選手派遣拒否を発表した。 (C)Getty Images

 現地時間8月24日、プレミアリーグは、来月のインターナショナルウィークに、レッドリスト指定国(新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、不要不急の渡航が禁止されている国)で行われる国際試合に選手を派遣しないことを全クラブの満場一致で決定したことを発表した。

 9月の国際Aマッチで、26のレッドリスト国に19のクラブから派遣予定だった約60人のプレーヤーに適用されるという。

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 発表によれば、英国の規定では、レッドリスト指定国から帰国した場合、ホテルでの10日間の検疫が必要となる。これを適用した場合、選手のコンディションに大きな影響を与えるだけでなく、プレミアリーグの2試合、欧州カップ戦1試合、リーグカップ1試合に出られなくため、招集を拒否する方針に決まったという。

 レッドリストには南米10か国やメキシコ、エジプトなどが指定されているため、カタール・ワールドカップの南米予選は小さくない影響を受けることになるだろう。日本は含まれていないため、リバプールに所属する南野拓実は適用外となる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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