エムバペの放出でC・ロナウドのパリSG入りが加速か。“夢の3トップ”誕生の可能性をスペイン紙が報道!「1年前倒しで計画が進行」

2021年08月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

「マンチェスターに戻るつもりはない」

エムパペ(左)の退団で、C・ロナウドのパリSG入りは加速するのか。 (C)Getty Images

 現地時間8月23日、フランス・メディア『RMC Sport』が、「パリ・サンジェルマンがフランス代表FWキリアン・エムバペの放出を検討し始めた」と報じた。

 パリSG側が、年俸アップをしたうえで、来年6月で切れる契約を「5年+1年のオプション」という期間で延長する契約更新のオファーをしたものの、エムバペ側はこれを拒否。来夏の退団ではフリーになってしまうため、今夏の売却を考慮に入れ始めたようだ。

 同メディアは後釜候補として、ネイマールの友人でもあるエバートンのブラジル代表FWリシャルリソンを狙っており、すでに連絡を取っていると伝えている。

 だが、スペイン紙『AS』は異なる"代役"の可能性を報道している。ユベントスのクリスチアーノ・ロナウドだ。

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 同紙は、これまでもポルトガル代表FWのパリ行きの可能性を報じてきたが、それはエムバペが退団する見込みの来夏の話ということだった。ただ、フランス代表FWの放出の動きに合わせて、その驚きの計画が「1年前倒しで加速する」と見ているようだ。

 そのCR7は、8月22日に行なわれたウディネーゼとのセリエA開幕戦(2-2)でスタメンから外れた。そのことで、イタリア紙『Gazzetta dello Sport』が、「残留を明言していない」と指摘するなど、去就に関する報道が再熱。『AS』紙は、この先発落ちには「ロナウドが、よりパリに近づいているという事実が隠されている」と綴っている。

 さらに、この36歳のスターを獲得し得るクラブは、パリSG、マンチェスター・シティ、そして古巣のマンチェスター・ユナイテッドの3チームしかなく、「ロナウドはマンチェスター勢に移籍するつもりはない」とも記事は伝えている。

 リオネル・メッシ、ネイマール、そしてC・ロナウドが3トップを組むなど夢のような話で、そもそも"唯一無二のライバル"を迎え入れたパリSGにユーベの大黒柱が移籍するとは、通常では考えにくい。だが、メッシのバルセロナ退団→パリSGに電撃加入という仰天の事態が起きた今夏の移籍市場では、もはや何があっても不思議でないのかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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