青森山田が16年ぶりVに王手! エース松木玖生の2発などで静岡学園に4-0快勝【総体準決勝】

2021年08月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

静岡学園も持ち前のテクニックを発揮してプレスをかわすが…

松木が2ゴールを挙げる活躍で青森山田を決勝に導いた。写真:滝川敏之

 福井インターハイの男子サッカーは8月21日、準決勝2試合が行なわれ、青森山田対静岡学園は青森山田が4-0で勝利を収め、22日の決勝に駒を進めた。

 20年正月の選手権決勝と同一カードとなった一戦。当時は静岡学園が0-2からの逆転劇で3-2と勝利し王者に輝いていた。
 
 試合は立ち上がりから青森山田がハイプレスで押し込むが、静岡学園も持ち前のテクニックで対抗。徐々に押し返す。しかし前半13分、エースの松木玖生(3年)が蹴り込み、青森山田が先制する。

 勢いに乗る青森山田は前半終了間際にも松木の左サイドへの展開を起点に、最後はFW名須川真光(3年)が押し込み追加点。青森山田が2点をリードして前半を折り返した。
 
 迎えた後半、青森山田が畳み掛ける。ペナルティエリア手前でFKを得ると、キッカーの松木が左足を一閃。鮮やかな弧を描いたシュートがゴール左隅へ決まった。青森山田が3-0とリードを広げる。

 試合は終了間際にも青森山田が1点を追加し、青森山田が4-0で勝利。2年前の雪辱を果たし、2005年以来の16年ぶりの総体優勝へ王手をかけた。決勝は、8月22日に行なわれる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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