「10点満点中10点」デュッセルドルフ田中碧のデビュー戦に現地サポも興奮!「次はスタメンで見たい」

2021年08月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

移籍後初の公式戦、そのプレーに期待の声が続々

田中はアベルカンプと交代し、59分から登場。(C)Getty Images

 現地時間8月20日、ブンデスリーガ2部の第4節が行なわれ、今夏に田中碧が加入したデュッセルドルフは、ホルシュタイン・キールを迎えたホームマッチを2-2のドローで終えた。

 東京オリンピックで出場し、遅れて合流した田中は、移籍後初のベンチ入り。そして1-1で迎えた59分、先発したアベルカンプ真大と交代でピッチに登場し、新天地でのデビューを果たした。

 65分に失点して1点を追いかける展開となるが、田中は「クラブも待ち望んだ待望のデビュー戦」(現地紙『BILD』)で攻守に渡って存在感を発揮。87分にはCKのキッカーを務め、クリストファー・ペーターソンの同点ゴールにも関与している。

 白星をプレゼントすることはできなかったが、2万5000人近く集ったホームのサポーターに、22歳の日本人プレーヤーは大きなインパクトを残したようだ。
 
 試合後のクラブの公式SNSでは、2度のビハインドを追いついたチームを称える声のほか、田中に言及するものが非常に多く寄せられている。

「タナカのプレーは試合に多くの新鮮さをもたらした。とにかく素晴らしい」
「タナカはとても良かった!思ったより強い」
「アオは僕らが待ち望んでいた人材だということが分かった」
「次は先発でアオが見たい。それにしても疲れる試合だった笑」
「シンタとタナカは素晴らしい戦力になると思う!」
「タナカ、10点満点中10点」
「交代で入ってきたタナカはとても良かった。彼は私たちのチームをさらに進化させる存在だと思う!」

 デュッセルドルフは28日、アウェーで板倉滉が加入したシャルケと対戦する。田中に初先発の機会は訪れるのか、そして日本人対決が実現するかも注目を集めそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【PHOTO】2021年夏に欧州で新天地を求めたサムライたち

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