エイバル退団の乾貴士、スペイン2部3クラブからのオファーを断っていたと現地報道。狙いはあくまで…

2021年08月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

昨シーズン限りでエイバルを退団

乾はあくまで、スペインでのプレーを望んでいるようだ。 (C)Getty Images

 昨シーズン限りでエイバルを退団した乾貴士に、スペイン国内からオファーが届いていたことが明らかになった。現地メディア『Grada3』が伝えている。

 33歳の乾は、2021年6月末でエイバルとの契約を終えた。クラブの2部降格に伴う契約解除だと報じられており、現在はフリーの状態だ。

 そんな日本人アタッカーのもとに、同メディアによれば少なくとも3つのスペインのクラブから声がかかったという。レアル・オビエド、イビサ、カタルヘナだったようだ。
 
 だが、乾はその誘いに応じなかったという。同メディアは、「理由はいずれもスペイン2部のクラブであったことが大きな理由である」としている。

 乾はラ・リーガでエイバル、アラベス、ベティスで通算6シーズンを過ごしており、リーグ戦177試合に出場、16ゴール・19アシストという結果を残した。同メディアは「彼の希望はキャリアを継続できる1部リーグのチームに移籍することなのだ」と綴っている。

 欧州主要リーグの移籍市場がクローズする31日まであと10日余り。乾と同じようにウエスカを退団した岡崎慎司も未だ新天地が定まっておらず、日本代表のベテランアタッカーたちの動向が注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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