アントワープ三好康児が豪快ミドルで今季初ゴールも、敵地でのELプレーオフ第1レグに敗れる

2021年08月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

三好のゴールで一時は1点差まで詰め寄るも…

途中出場で今季初ゴールを決めた三好。 (C)Getty Images

 現地時間8月19日に開催されたヨーロッパリーグ(EL)の予選プレーオフ・第1レグで、オモニア・ニコシア(ギリシャ)とアントワープ(ベルギー)が対戦した。

 東京五輪代表の三好康児はベンチスタート。26分に先制しながらも、1-3とホームチームにリードを奪われた状態で、60分に投入された。

 24歳のアタッカーは指揮官の起用にすぐに応えた。62分、カウンターからのヨハネス・エッゲシュタインからのスルーパスに反応して裏に抜けた三好は、左足のトラップでボールをそらせてからDFをかわすと、そのままエリア内に切り込む。そして、寄せてくるDFを背負いながらも左足を振りぬき、鋭いミドルシュートをネットに突き刺した。
 
 三好にとっては今シーズン初ゴールとなったが、ゴール後も笑顔はなく、すぐに再スタートに切り替えていた。

 背番号8はその後もチームの先鋒として攻撃をけん引するが、83分にDFセックがエリア内でファウルを侵してPKを献上。2-4と差を広げられ、アウェーの第1レグに敗れた。

 第2レグはアントワープのホームで、26日に行なわれる。オリンピックの影響で遅れて合流した三好だが、次戦は先発が期待できるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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