「質の高い選手だ」シャルケSDが板倉滉の獲得が“目前”と認める。メディカルチェック後に正式発表へ

2021年08月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

かつて内田篤人が所属した名門の扉を叩く

新天地はドイツに定まった板倉。 (C)Getty Images

 現地時間8月18日、ドイツ2部シャルケのローベン・シュナイダーSDが、マンチェスター・シティが保有する日本人DF板倉滉の「獲得が目前」であることを認めた。クラブが発表した動画内で言及している。

 すでに現地メディアなどで報じられていたが、正式にシャルケが認める発言をしたのは初めて。シュナイダーSDは「シティとは非常に良い話し合いができた」とし、このように述べている。

「正式なサインはまだで、明日(19日)の早朝にメディカルチェックを行なう予定。その後に、公式で発表する予定だ。コウはオリンピックでもプレーし、フローニンヘンではトップレベルのDFだ。クオリティの高い選手で、人間性も素晴らしい。ボランチとしてもプレーできる。シャルケに歓迎したい」
 
 現地メディアによれば、2022年夏までの期限付き移籍に買取オプション付きの契約であるという。シャルケが1部に昇格した場合、400万ユーロ(約5億円)で買い取りが可能になる条約がついているとされるが、1年契約+延長オプションという形式での契約も想定されているようだ。

 かつて内田篤人が所属したシャルケは、昨シーズンの不振で2部に降格しており、1年での1部復帰を目標に掲げている。板倉は名門の救世主となれるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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