堂安律は再びブンデスでのプレーが濃厚に? ドイツ5クラブが関心。PSVは売却を優先か

2021年08月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

保有元のPSVは売却を望んでいるとの報道も

堂安は現状、PSVの試合には参加しておらず、チームにも合流していないとみられる。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 オランダ1部PSVに所属する堂安律は、来シーズンも再びドイツでプレーする可能性が高まってきたようだ。

 現地メディア『Sky Sports』によれば、堂安自身が今夏の移籍を希望していると報じられており、その候補に挙がっているのが、ブンデスリーガのマインツ、ホッフェンハイム、ヴォルフスブルク、長谷部誠と鎌田大地が所属するフランクフルト、そしてドイツ2部で室屋成が所属するハノーファーの5つのようだ。

 PSVは堂安の放出に前向きで、現地紙『Eindhovens Dagblat』によれば、保有元は移籍金650万ユーロ(約8億1250万円)を希望しているとのこと。レンタルも検討しているが、売却が優先されるとみられる。
 
 現地メディア『Sportbuzzer』によれば、この金額は「マインツには到底無理な金額」であるとしている。

 一方で、ヴォルフスブルクは先日、ジョアン・ビクターがアラブ首長国連邦(UAE)のアル・ジャジーラに移籍することを発表。フランクフルトは、ナポリからレンタルしていたドイツ代表MFアミン・ユネスを獲得したうえで、サウジアラビアのアル・シャバブに売却する計画があるという。いずれも移籍金の金額は明らかになっていないが、これを元手に堂安を獲得する意向もあるようだ。

 果たして、堂安は再びドイツでプレーすることになるのだろうか。今後の動向が注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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