「僕の名前で遊ぶ人を許せない」C・ロナウドが自身の去就報道に怒り!「敬意を欠いている」

2021年08月18日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

マドリー復帰説をきっぱりと否定

C・ロナウドが沈黙を破り、自身の去就報道に一喝した。(C)Getty Images

「レアル・マドリー復帰を望んでいる」
「代理人がマンチェスター・シティ移籍に向けて交渉中」
「パリ・サンジェルマンでリオネル・メッシとチームメートに」

 去就に関して様々な憶測や噂が飛び交い、ユベントスのクリスチアーノ・ロナウドが怒りを表した。

 現地時間8月17日、C・ロナウドはインスタグラムに「黙れ」と言わんばかりのポーズの顔写真を投稿。「僕を知る人なら、僕が仕事にどれだけ集中するかを知る。口数は少なく、行動を多く。キャリアの最初からそれがモットーだ。だが、最近言われていること、書かれていることの全てから、自分の立場を示さなければいけない」と、メディアを非難した。

【画像】「黙れ」と言わんばかりに…C・ロナウドが怒りのモノクロ投稿

「人として、選手としての自分に対する敬意の欠如以上に、僕の今後に関するメディアのくだらない報じ方は、噂に出てくる全てのクラブ、その選手、スタッフに対する敬意を欠いている」

 特に、スペインでマドリー復帰が取り沙汰されたことについて、ポルトガル代表FWは「レアル・マドリーでの僕の歴史は、言葉や数字、トロフィー、タイトル、記録、見出しで記され、記録されている。それはサンティアゴ・ベルナベウの博物館や、クラブの全てのファンの心にもある」と否定した。
 
「僕が成し遂げたこと以上に、あの9年で自分が深い愛情と尊敬の関係を築けたことを覚えている。今でも変わらず保ち、ずっと大切にしていく愛情と敬意だ。真のマドリーファンがその心にずっと僕を忘れずにいてくれることを知っている。そして僕の心にもずっと彼らがいる」

 同日、マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督も、ツイッターで「クリスチアーノはマドリーのレジェンドであり、私は彼を愛し、尊敬している」と、かつての教え子に敬意を表したうえで、「彼の獲得を考えたことはない。前を見よう」と復帰を否定した。

 だが、前述のように、C・ロナウドの去就報道はマドリーだけに限ったことではない。彼は「スペインでの直近のエピソード同様、僕に関するニュースや話が頻繁にある。そこには多くのリーグの多くのクラブが出てくる。実際の真実を見出そうとすることは、誰も気にしない」と続けている。

「こうやって沈黙を破って言うのは、僕の名前で遊び続ける人たちを許せないからだ。僕は自分のキャリアと仕事に集中し続けている。自分が立ち向かわなければならない挑戦の全てに向けて準備し、それに没頭している。それ以外のことは全て、ただのおしゃべりだ」

 ユベントスとの契約が残り1年ということもあり、今後を巡る噂が途絶えることはないだろう。それでも、ポルトガルのスターの怒りで、過熱する報道にブレーキはかかるだろうか。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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