「クボは本物のタレントだ」久保建英の今季初戦にマドリー寄りメディアもご満悦! とくに成長を評価した点は?

2021年08月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

「オリンピックで才能のある選手であることを示した」

加入発表から3日後のベティス戦で途中出場を果たした久保。(C)RCDM

 久保建英のマジョルカ復帰戦を、レアル・マドリー寄りのメディアも好意的に見ているようだ。

 現地時間8月14日に行なわれたラ・リーガ開幕節のベティス戦(1-1のドロー)で、2シーズンぶりにマジョルカに帰ってきた久保は、61分からプレー。加入発表から3日後のぶっつけ本番にしては、上々のプレーを見せた。

 レアル・マドリーの専門メディア『Defensa Central』は、「クボは素晴らしい選手だが、マドリーでのチャンスはまだ与えられていない。彼は明らかにバックアッパーであり、出場機会を失わせたくないからだ。オリンピック期間中の日本で、彼は(カルロ)アンチェロッティ監督の下でプレーするのに、十分な能力を備えた才能のある選手であることを示した」と綴ったうえで、ベティス戦のプレーについてこう評価した。

【動画】スペインメディアも称賛! 久保建英が"ぶっつけ本番"で途中出場したベティスの模様はこちら
「この日本人選手は、フィジカルの強化に取り組んでおり、非常に強いことを示した」

 この試合で、久保が敵のMFポール・アクオクからチャージを受けて倒れそうになりながらもドリブルで持ち込み、最終的にFKを獲得した場面があった。そのシーンを指しているのだろう。

 記事は、「彼は本物のタレントであり、唯一欠けているのは、マドリーでスターターとして風穴を開けることだけだ。彼にはマドリーで希望がある。クラブは、彼がそのうちチームに加わることを望んでいる」としながら、こう締めくくっている。

「しかし、このレンタル期間の間に、フロレンティーノ・ペレス会長とアンチェロッティを説得しなければならない」

 3年目のレンタルで、久保は保有元を納得させるプレーができるか。新たな挑戦が始まった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】久保がまさかの自転車で登場!マジョルカのウェルカムムービー
 

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