「ロンドンで交渉中」C・ロナウドが仰天のマンC移籍を画策と伊紙報道!「センセーショナルだ」

2021年08月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

移籍金は2800~3000万ユーロと予測

このC・ロナウドが名将ペップの下でプレーする可能性はどれぐらいあるのだろうか。 (C)Getty Images

 リオネル・メッシのパリ・サンジェルマン加入という、だれもが予想していなかった超大型移籍の実現は、さらなるビッグネームの去就を不透明にさせている。

 注目されているのが、以前からレアル・マドリーへの移籍が取りざたされているキリアン・エムバペだ。スペインのメディアは、今夏のマーケットでエムバペがマドリッドに向かう可能性を報じている。

 一方で、ユベントスのクリスチアーノ・ロナウドがこの夏、以前から噂のパリSGに加わることはないとの見方は少なくない。もちろん、メッシが移籍したからだ。金銭的なコストから、「メッシとロナウドの共演」があるとすれば、ユーベの契約が満了し、ロナウドがフリーになる1年後と言われる。

 しかし、イタリア紙『Corriere dello Sport』は8月17日、ロナウドが別のクラブに移籍するかもしれないと報じた。そのクラブとは、ジョゼップ・グアルディオラ監督が率いるマンチェスター・シティだ。

 同紙は「メッシのパリSG移籍という世紀の取引に続き、エムバペがマドリーに行くのか待つ中で、別のセンセーショナルなオペレーションが登場」と報じた。ロナウドの代理人であるジョルジュ・メンデスが、ロンドンで移籍について交渉にあたっているという。

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 また、昨年の移籍志願時にメッシの新天地として有力候補と言われたシティにとって、ロナウド獲得はパリSGに対抗する一手になるとも伝えている。1年後にパリでメッシとロナウドが(しかもカタール・ワールドカップを前に)チームメートになる可能性を食い止める、というわけだ。

 ロナウドを獲得すれば、世界的にさらなるブランド力向上につながるのは言うまでもない。『Corriere dello Sport』紙は、その利点にもかかわらず、獲得に要するコストが超高額ではないとも指摘した。

 ユベントスが減価償却分の損失を回避するには、2800~3000万ユーロ(約35億~37億5000万円)で足りるという。また、ユーベも税別3100万ユーロ(約38億8000万円)という巨額サラリーの負担から解放される。

 グアルディオラとロナウドの関係についても、同紙は「単純なライバルというより不俱戴天の敵」としたうえで、「この夏すでに起きたこと(メッシ)と比べれば、(両者が同じチームになっても)小さなサプライズかもしれない」と伝えた。

 欧州サッカー界は新シーズンが始まっており、今週末にはセリエAも開幕する。移籍市場終了までは、あと2週間だ。このマーケット終盤戦で、超大物のさらなる移籍はあり得るのか。進展に注目したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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