「ハイレベルな個人技」観衆を沸かせた久保建英の“ワンプレー”にスペイン紙が注目!「マドリードで愛される」

2021年08月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

「才能に疑いの余地はない」と称賛

復帰発表からわずか3日後のベティス戦で61分からプレーした久保。(C)Getty Images

 現地時間8月14日に行なわれたラ・リーガ開幕節のベティス戦(1-1のドロー)で、2シーズンぶりにマジョルカに戻ってきた久保が復帰戦を飾った。

 レアル・マドリーからのレンタル移籍発表からまだ4日目だったにもかかわらず、ベンチ入りを果たした日本代表MFは、1-1の同点に追いつかれた直後の61分からピッチヘ。最初は左サイドに入り、72分にラーゴ・ジュニオルが投入されると右に回ってプレーした。

 スペイン紙『AS』は16日、「マドリードでは、久保のベティス戦でのプレーが愛されている」と題した記事を掲載。「この日本人選手の才能に疑いの余地はないが、フィジカル面とデュエルにおけるタフさもそうだ。ベティス戦で、彼はこれらの面で進歩を示した」と綴った。

【動画】久保建英がぶっつけ本番で途中出場したマジョルカ対ベティスのハイライト
 そして、「後半にルイス・ガルシア・プラサ監督が与えた出場時間で好パフォーマンスを見せた」として、あるプレーに注目した。

 それは、74分に敵MFポール・アクオクのタックルをかわし、その後も背後からチャージを受けて倒れそうになりながらもドリブルで持ち込み、ファウルをもらったシーンだ。

「彼はアクオクにイエロカードをもらわせたハイレベルな個人技を見せた。彼ベティスは彼を食い止めることができなかった。こうしたプレーは、マドリードで気に入られる」と記事は伝えている。

 本拠地ソン・モイスの観衆も沸いたこのプレーは、小さくないインパクトを残したようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】久保がまさかの自転車で登場!マジョルカのウェルカムムービー
 

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