「今のところ、全て順調」満点スタートにクロップ監督はご満悦!「2人の怪物を使ったセットプレーも…」

2021年08月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

「シーズンの始まりに求められるのは結果」

クロップ監督が試合後の会見で喜びを噛みしめた。(C)Getty Images

 満点スタートに、ユルゲン・クロップ監督はご満悦だ。クラブ公式サイトが伝えている。

 現地時間8月14日に行なわれたプレミアリーグ第1節で、リバプールは、昇格組のノーリッジと敵地で対戦。26分にディオゴ・ジョッタのゴールで先制すると、65分にフィルミーノ、74分にモハメド・サラーが追加点を奪う理想的な試合運びで、3-0の快勝を収めた。

【動画】ジョッタ!フィルミーノ!サラー!FW陣躍動のリバプールが快勝発進

 試合後の記者会見でクロップ監督は、「期待通りの結果か?」と問われると、こう答えている。

「とても良かった。シーズンの始まりに求められるのは結果だからね。今日の我々は、試合に勝つための絶対的な実力を持っていた。非常にプロフェッショナルなパフォーマンスで、とても気に入っているし、自分たちのプレーが出来てとてもとてもハッピーだ。ただ、もっと良いプレーができることも明らかだね。

 3-0で勝つと『よし、これを改善しなければならない』ということがよく分かる。そしてそれを改善することができる。あと1週間時間があるからこそ改善できることもあるだろうし、もちろん努力しなければならないこともある」
 
 右膝に重傷を負った昨年10月以来の復帰を果たしたフィルジル・ファン・ダイクは、ブランクを感じさせない守備対応ほか、チャンスとあらば積極的に前線に攻め上がり、さっそく攻守両面で躍動した。指揮官も「戻ってきてくれて良かった」と復帰を心から歓迎している。

「彼の状態が90%なのか、95%なのかは、彼自身にも分からない。それでも体力的には100%だし、そうでなければプレーしていないだろう。彼がピッチに戻ってきたのを見るのはとてもいいことだ。ディフェンスのセットプレーでは、とてもいい動きをしていたし、ジョエル(マティプ)とフィルジルという2人の怪物を使った攻撃的なセットプレーもとても良かった」

「今のところ、全て順調だ。これ以上ないくらいに」と、現状でのベストパフォーマンスを披露した選手たちを絶賛したクロップ監督。ここからさらにギアを上げ、2年ぶりの王座奪還へロケットスタートを切ることができるか。プレシーズンマッチで結果を残しながらも、開幕戦では出番のなかった南野拓実にも期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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