パリ五輪を目指す韓国代表の監督は元Jリーガー? ファン・ソンホン、チェ・ヨンスが候補者に

2021年08月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

彼らはみな、代表での実績もあるトップクラスの指導者

東京五輪ではベスト8で敗退した韓国。3年後のパリ五輪に向け、すでに動き出しているようだ。(C)Getty Images

 3年後のパリ五輪を見据え、韓国は代表チームを率いる監督の選定を進めているという。同国のスポーツ・メディア『スポータルコリア』が報じている。

 先の東京五輪ではベスト8で敗退した韓国。世紀の祭典が終わってまだ1か月も経っていないなかで、韓国サッカー協会(KFA)はすでに動き出したようだ。

 東京五輪で指揮を執ったキム・ハクボム監督とスタッフ陣の契約は終了。スポータルコリアは「10月に開催されるU-23アジア選手権予選に出るチームの監督選任が急がれている状況にある」と現状を伝えている。

 韓国はシンガポール、東ティモール、フィリピンとともにグループHに編成されている。本大会は各組1位の11か国と同2位の成績上位4か国に、開催国のウズベキスタンを加えた計16か国で争われる。

 同メディアは「KFAは2024パリ五輪を見据え、今後3年間、U-23代表を率いる指導者を選任中で、イ・ヨンス副会長を中心に候補者から誰にするかを決めようとしている。今月中に指名することで、滞りなく準備を進められるからだ」と報じている。
 
 候補者には元Jリーガーもリストアップされているという。

「関係者によると、フリーのファン・ソンホン(元C大阪、柏など)、チェ・ヨンス(元市原、京都、磐田など)、チェ・ジンチョルらが候補に挙がっている。彼らはみな、代表での実績もあるトップクラスの指導者でもある。フォン・ソンホン、チェ・ヨンスはKリーグで優勝経験があり、チェ・ジンチョルは2015年のU-17ワールドカップでチームを16強進出に導いたこともある」

 その他にも、現在Kリーグのクラブを率いている監督もリストに名を連ねているようだが、「KFAが現職の監督を選出する雰囲気ではない」という見立てだ。

 果たして、若き韓国代表を率いるのは誰になるのか。今後の動向に注目が集まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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