「失望している」衝撃の完敗発進にアーセナル指揮官はがっくり…次節からチェルシー、マンCとの連戦へ

2021年08月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

開幕戦で74年ぶり1部昇格のブレントフォードに不覚

アルテタ体制3年目は、非常に厳しい船出となった。(C)Getty Images

 厳しい船出に指揮官も厳しい表情だ。クラブ公式サイトが伝えている。

 現地時間8月13日に行なわれたプレミアリーグの開幕戦で、アーセナルはブレントフォードと敵地で激突。支配率65%、シュート22本(相手は8本)と試合全体を通して押し気味に試合を進めたが、チャンスをしっかり決めきった相手に対し、ピエール=エメリク・オーバメヤンとアレクサンドル・ラカゼットを欠く攻撃陣は完全沈黙。終わってみれば0-2の完敗で、74年ぶりに1部に昇格した新星に、いきなり大金星を献上してしまった。

 試合後の記者会見でミケル・アルテタ監督は、「シーズンがこのような形でスタートしたことにとても失望している。大きな期待をしていたのに、望んでいた結果も、望んでいたパフォーマンスも得られなかった」と、がっくりと肩を落とした。
 
 欠場した主軸2人の復帰に要する期間に関しては「分からないが、言い訳はしたくない。私たちは、自分たちがやりたいようにプレーするのに十分な能力を持ったチームを編成したし、異なる結果を出すことも可能だ」と、現有戦力での巻き返しに力を込めた。

 今後は2節にチェルシー、3節にマンチェスター・シティと、昨シーズンのチャンピオンズ・リーグのファイナリストでもある難敵との試合が続く。「私たちは改善しなければならないことを知っている。これから2つのビッグゲームがあるが、違う結果を得るためには違うパフォーマンスが必要だ」と語る39歳の若き指揮官は、短期間でチームを立て直し、次の試合後会見には笑顔で臨むことができるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】まさかの完敗発進…リーグ制覇13回の名門が74年ぶり昇格チームに大金星献上

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