状態上向きの鹿島・和泉竜司。徳島戦でも「自分の良さや相手の嫌がること」で勝利に導けるか

2021年08月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

「行くところ、行かないところをはっきりと全員で合わせることが大事」

怪我から復帰後は連続出場中の和泉。徳島戦に向け「仕掛けられる部分はもっと仕掛けたい」と意気込む。(C)KASHIMA ANTLERS

 鹿島アントラーズの和泉竜司が8月13日、オンライン取材に対応。15日の徳島ヴォルティス戦に向けた意気込みを語った。

 チームは目下2連勝中。東京五輪の開催中に行なわれたガンバ大阪戦は1-0、直近の湘南ベルマーレ戦は2-1と、1点差の勝負を競り勝っている。徳島戦は3連勝をかけた一戦。「前節の湘南戦も難しい試合でしたけど、全員でなんとか勝ち切れました」と振り返る和泉は、「今月、唯一ホームでできる試合。簡単にはいかないと思いますけど、しっかり勝って終われるように良い準備をしたい」と気合いを入れる。

 徳島の印象については、「しっかり後ろからボールをつなぎながら、前にドリブルだったり、背後を取れる選手がいて、みんなが連動しながら崩してくるイメージがあります」と語る。16位と降格圏内の一歩手前に位置するが「良い相手」とも警戒する。

 和泉自身は今季、3月に右大腿二頭筋腱損傷の怪我を負い、約3か月の離脱を余儀なくされた。復帰したのは6月23日の大分トリニータ戦で、それからは栃木SCとの天皇杯3回戦を挟み、リーグ戦ではコンスタントに出場時間を伸ばしている。先述のG大阪戦では久々のスタメン出場も果たした。
 
「だいぶコンディションは上がってきています」と手応えを口にする背番号11は、徳島戦でもチームの勝利に貢献するような活躍を見せられるか。

「チームとして行くところ、行かないところをはっきりと全員で合わせることが大事。そのなかで、個人として、仕掛けられる部分はもっと仕掛けたい。スタートか途中出場か分からないですけど、出たときにしっかり自分の良さや、相手の嫌がることを意識しながらやっていきたい」

 攻守両面でアグレッシブに戦える和泉の奮起に期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【PHOTO】鹿島アントラーズの歴史を彩った名手たちと歴代ユニホームを厳選ショットで一挙紹介!
 
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事