久保建英の争奪戦を制したのは、古巣のマジョルカだった。

　現地時間８月11日に、レアル・マドリーから１年間のレンタルで日本代表MFを獲得したことを発表。2019-20シーズン以来、２季ぶりの復帰となる。

　当初は獲得レースのポールポジションにいるとされたレアル・ソシエダなどに競り勝ち、20歳のレフティを手中にしたマジョルカをスペイン・メディアが称えている。

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　スペインの全国紙『MARCA』は、「マジョルカの贅沢な補強」と題した記事で、「１部復帰へのシーズン開幕を３日後に控えたマジョルカが、今シーズン最も刺激的な新戦力を発表した」と綴り、こう続けている。

「クボは、自身がスペイン１部で最高の成績を収めた島に戻り、マジョルカの左サイドを強化し、エキサイティングなプロジェクトに参加する」

　さらに、「この市場でのパブロ・オルテルスの見事な動きにより、マジョルカは最高の補強をしたと思われるチームのひとつになった」と伝え、オルテルスSDの手腕も称賛している。

　一度在籍したクラブで、久保自身がいい時間を過ごしたというアドバンテージがあったとはいえ、「インターネット上で多いに盛り上がった」（『MARCA』紙）という契約をまとめ上げたマジョルカ。１部残留に向けて、大きな補強になったのは間違いない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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