五輪代表FW林大地、海外挑戦が決定! 完全移籍でサガン鳥栖とベルギー1部STVVが基本合意

2021年08月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

オリンピックでも奮闘したストライカーがベルギーへ

海外初挑戦を選択した林。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 8月8日、東京五輪のU-24日本代表メンバーであるサガン鳥栖の林大地が、ベルギー1部シント=トロイデンへ完全移籍することで基本合意したと両クラブが発表した。現地でのメディカルチェックを経て正式契約を結ぶ予定。移籍金や契約年数などは明らかになっていない。

 林は1997年生まれの24歳。東京オリンピックには当初、バックアップメンバーの選出だったが、コロナ禍の影響などを踏まえ、登録枠が22人に拡大したことにより正式メンバーとなった。そして本大会でもワントップとして5試合に先発するなどチーム内でも台頭し、持ち前の身体を張ったプレーで日本のベスト4進出に貢献した。

 
 林は各クラブのHPで今回の挑戦に対する意気込みを、「シーズン途中にもかかわらず、自分の想いを尊重し背中を押して送り出してくれたサガン鳥栖には感謝の気持ちしかありません」と鳥栖への感謝を述べている。

 迎え入れるSTVVの立石敬之CEOは「今回の契約を嬉しく思います。ピッチの前線で闘う姿勢は必ずベルギーにおいても信頼を勝ち得る事ができると信じています。更に成長してSTVVの勝利に貢献して欲しいです」とその挑戦に太鼓判を押している。

 8月9日に行なわれるFC東京戦の後にセレモニーを行なう予定だという。オリンピックで確かな成長を見せたストライカーの今後の成長に期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【五輪代表PHOTO】バックアップメンバーからレギュラーへ!前線で体を張り、試合ごとに成長を見せる林大地!
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