８月６日、U-24日本代表は、オリンピックの銅メダルをかけて、U-24メキシコ代表と対戦する。

　グループステージでは日本が２-１で勝利している同カードだが、メキシコもメダルにかける思いは非常に強い。その一因として、ハイメ・ロサノ監督の退任がある。

　５日に行なわれた記者会見に出席した指揮官は、「本当は別の試合（決勝）に出たかったが、我々にとってファイナルであることには変わりない」と述べたようだ。現地メディア『Sopitas』などが報じている。

「ここで３番目のメダルを手にするチャンスを得た。ファイナルであるという気持ちで挑むつもりだ。ホスト国チームもそれを狙っていることは知っているが、我々の気概も高まっている。以前よりも良い精神状態で臨めることを願う。願ってもないリベンジのチャンスだ」
 

　そして、オリンピックで得た経験については「かけがえのないもの」と述べている。

「私はU-23代表チームのプロセスのために参加している。我々にとってこの試合はオリンピックの終わりであり、プロジェクトの最終章だ。私にとっても最後の指揮となる。

　このオリンピックを通して、このような経験ができることを本当にうれしく想い、感謝の念でいっぱいだ。万全というわけではないかもしれないが、重要なものはここに変わらずある。チームのモチベーションは向上しているよ」

　現地メディアによれば、メキシコも現時点のベストメンバーで挑むと予想されている。迎え撃つU-24日本代表は、難敵との一戦を制し、念願のメダルに手が届くだろうか。試合は18時にキックオフされる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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