現地時間８月５日に開催されたヨーロッパリーグ予選３回戦、スコットランド１部セルティックとチェコ１部ヤブロネツの第１レグが行なわれた。

　今夏、Jリーグのヴィッセル神戸からセルティックに加入した古橋亨梧は、この試合で移籍後初先発。リーグ第１節のハーツ戦に79分から出場してデビューを果たしていたが、さっそくスタメンに名を連ねた。

　そして、アンジェ・ポステコグルー監督の起用に、日本人アタッカーは見事に応えた。12分にリエル・アバダのゴールで先制点を叩き込んだのに続き、16分、味方のスルーパスに反応してDFを置き去りにし、前線に飛び出した古橋は、迫るGKよりも早くボールに追いつき、力みのないチップキックでゴール右隅に流し込んだ。
 

　その後、古橋は65分までプレー。チームは２点を失ないながらもさらに２点を追加し、４-２でアウェーでの勝利を収めた。

　この活躍ぶりに、ポステコグルー監督も満足だったようだ。現地紙『The Scotish Sun』が報じるところによれば、「彼の価値が証明されたと思う」とコメントし、称えたという。

「今日は３トップの中央でキョウゴを起用したが、その判断は正しかった。彼は敵にとって脅威だ。そして素早く、実に知的な動きをし、優れたフィニッシャーだ。チームが彼の動き出しに反応できていない部分もあるが、彼のプレーはチームに異なるオプションを提供してくれる」

　３回戦第２レグは13日に、セルティックのホームで行なわれる。古橋に出番が回ってくる可能性も決して低くなさそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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