オランダ代表の新監督が決定! 名将ルイス・ファン・ハールが5年ぶりに現場復帰

2021年08月06日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

自身3度目となるオランダ代表監督に就任したファン・ハール

 オランダ・サッカー協会(KNVB)は8月4日、御年69歳のルイス・ファン・ハールを同国代表の新指揮官に招聘したことを発表した。

 今年6~7月上旬に行なわれたEURO2020でオランダ代表は、チェコに敗れてベスト16で大会を終えた。結果が振るわなかった責任を取り、6月下旬に指揮官のフランク・デブールが辞任したため、監督の席は空位となっていた。

 今回、3度目となるオランダ代表監督に就任したファン・ハールは、14年ブラジル・ワールドカップで母国を3位入賞へと導いた名将だ。クラブレベルではアヤックスやバルセロナ、AZ、バイエルン、マンチェスター・ユナイテッドと、名立たるビッグクラブを率いて数々のタイトルを獲得している。


 19年3月に監督業からの引退を表明していたファン・ハールが、約5年ぶりに現場復帰を決断した理由について、KNVBの公式サイトで次のように話している。

「オランダのサッカーは常に私の心の近くあり、代表監督とは私の中で、我々のサッカーを前進させるための重要なポジションだと考えている。代表チームを率いることは、とても名誉なことだ。ただ、次のW杯予選まで時間がない。今は選手とW杯本大会出場へ向けて100パーセント集中している」

 ファン・ハール新監督とKNVBの契約は2022年カタールW杯終了まで。初陣は9月1日、アウェーでのノルウェー戦となっている。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
 

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