東京オリンピックが開催され、さまざまな競技が行なわれている。そんななか、元スペイン代表の名手は、サッカー以外のスポーツ観戦も楽しんでいるようだ。

　８月４日、ヴィッセル神戸に所属するアンドレス・イニエスタが自身のSNSを更新。スペインのバスケットボール男子代表である、パウ・ガソル、マルク・ガソル両選手とのスリーショットを披露した。

　ガソル兄弟はバルセロナのバスケット部門に所属した経歴を持つ、イニエスタにとってはいわばグループの同僚でもある。41歳のパウ、36歳のマルクはともに東京オリンピックの代表チームに招集され、予選リーグを２勝１敗で突破。しかし、３日に行なわれた準々決勝ではアメリカに81-95で敗れ、敗退が決まった。

　試合後に両名は代表から引退することを発表。2006年に日本で行なわれた世界選手権でスペインにとって初のタイトルをもたらすことに貢献し、オリンピックでも３度のメダル獲得という偉業を成し遂げた兄弟は、チームを退くことになった。
 

　イニエスタは母国代表として長く戦い、功績を残したふたりに対し、スペイン語と日本語で労いを綴っている。

「昨日はハードでしたが、代表のユニフォームに袖を通し、達成したことは誇るべきことです。この数年君たちがもたらしてくれたものは素晴らしかったです。 本当におめでとう、そしてありがとう、その一言に尽きます！」（原文ママ）

　また、ガソル兄弟とイニエスタの身長差に驚愕している。身長171センチのイニエスタは、バスケ界のレジェンドと並ぶと肩までしかなく、まるで大人と子どもが並んでいるかのように錯覚してしまうほどだ。

　ファンは「両手に巨人だ」「神が３人並んでいる」「山の谷みたいだ…」「イニエスタ、椅子に座っているわけではないよね？」「身長はどうあれ、レジェンドたちの姿はうれしいもの」「フォトショップで編集された画像かと思ったけど、どうやら違う」といった様々な声が集まった。

　バスケ界のレジェンドであり、旧友に労いを送ったイニエスタ。サッカー男子決勝に残ったU-24スペイン代表の戦いぶりも、遠くから見守るに違いない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【PHOTO】身長差がありすぎる!? バスケ界のツインタワーに挟まれたイニエスタの姿をチェック！