「負けを認めるしかない」久保建英が敗戦直後の心境吐露。3決に向けては「せめてものケジメで…」【東京五輪】

2021年08月04日 サッカーダイジェスト編集部

「どうしようかなという感じです」

チームとして押し込まれる時間が続き、久保は目立った活躍ができなかった。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 8月3日、東京五輪の準決勝でスペインと対戦した日本は延長戦の末に0-1で敗れた。

 スタメン出場した久保建英は試合直後の心境をこう語った。

「変な感じですね。負けたけど、次もありますし。かといってすぐに切り替えられるほど強くない……、どうしようかなという感じです」

 久保は個人として「できることをすべてやって、守備もやって、あわよくば1点を取れれば」と考えていたというが、「そのあわよくばが遠かった。もう負けを認めるしかない」と悔しさを滲ませた。
 
 6日にはメキシコとの3位決定戦を戦う。すぐに切り替えるのは難しいと話していた久保だが、次戦への意気込みを訊かれると、こう言葉を紡いだ。

「せめてものケジメで、ロンドンで悔しい想いをしている(吉田)麻也くんや(酒井)宏樹くんに銅メダル渡して帰りたいと思います」

 日本はグループステージでメキシコと戦って2-1で勝利している。久保はその試合で先制ゴールを決めているが、果たして――。メキシコ戦でのパフォーマンスに注目だ。

構成●サッカーダイジェスト編集部

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