「非常に論理的な選択」戸田和幸はスペインの交代策を評価。日本はチャンスを迎えるも0-1敗戦に【東京五輪】

2021年08月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

8月6日の3位決定戦はメキシコと対戦

結果的には交代策の差が出てしまった日本とスペイン。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 延長に突入した戦いに、戸田和幸氏も自身のツイッターを更新し、ここまでの戦いを解説している。

 東京オリンピックの男子サッカーは8月3日、準決勝の2試合を開催。埼玉スタジアムで行われた、U-24日本代表とU-24スペイン代表の一戦は0-0で延長戦にもつれ込み、0-1で日本が敗れた。

 解説者で一橋大学ア式蹴球部の監督も務める元日本代表の戸田氏も自身のツイッターを更新し、ここまでの戦いをこう解説した。

「スペインはオルモとぺドリの疲労、加えてオスカル・ヒルのパフォーマンスに不安か。日本はボールを持てる展開になったらスペインの右を狙いたい」
「スペイン、オスカル・ヒルからバジェホに交代。非常に論理的な選択だと思います」
「スペインの非保持は田中と遠藤と久保をまず消す事を考えたのでは。オヤルサバルを除き明らかに疲労が見えるので自重したのもあるのでしょうが、日本を警戒していた部分もあったと思います。日本は後半も押し込まれ揺さぶれる展開が続くのはしんどい、ボールを持ってスペインを走らせたい」
「デ・ラ・フエンテ監督、引いた日本を相手にラファ・ミルを残した決断が動きのないアタックに。オルモは疲れていましたが常にアタッキングサードで待てる展開でプアドに託した決断は、結果問わず試合後にケチが付くのでは。前に立つだけのラファ・ミルのおかげで日本は前向きに守備が行えています」
「三好、中からのひと刺しに期待」
 
 しかし、延長後半、115分にマルコ・アセンシオにゴールを決められ、終盤の追い上げも叶わず、タイムアップを迎えた。

 敗れた日本は、8月6日に埼玉スタジアムで行われる3位決定戦に出場。グループステージでも対戦したメキシコとメダルをかけて戦う。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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