「レビー会長に圧力」ケインがトッテナムの練習に姿を見せず。マンC移籍へ?“強硬手段”に注目集まる

2021年08月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

レビー会長は1億5000万ポンド以下での入札を拒否

ケインがトッテナムに戻ってくることはもうないのだろうか…。(C)Getty Images

 マンチェスター・シティへの移籍が囁かれているハリー・ケインが、"強硬手段"に出たようだ。英メディアが一斉に報じている。

 イングランド代表のキャプテンとしてEUROを戦ったケインは、イタリアとの決勝(●1-1、PK2-3)の後、3週間の休暇を経て、8月1日にクラブに戻る予定となっていた。しかし、当の本人は練習場に姿を見せず。英紙『Daily Mail』は「移籍を強行するために、劇的な行動に出た」として、次のように伝えている。

「ケインは、スパーズを退団し、ペップ・グアルディオラ率いるチャンピオン・チームへの移籍を望んでいることを明らかにしており、トレーニングセンターに姿を現わさないことで、ダニエル・レビー会長に移籍を承認するよう圧力をかけようとしていた」
 
 ただ、レビー会長は依然として1億5000万ポンド(約210億円)以下の入札には応じない構えを見せているとされ、コロナ禍で経済的打撃を受けるなかで、シティ側は資金調達に苦慮している状態だ。

 また一方で、プレミア王者はアストン・ビラのジャック・グリーリッシュを、1億ポンド(約140億円)で狙っているとも言われており、そちらとの駆け引きも注目を集めている。ちなみに同紙の別記事によれば、グリーリッシュは同日、ビラの練習に復帰したことが明らかになっている。

 果たして336試合で221ゴールを誇る生え抜きレジェンドは、このまま思い出のクラブからフェードアウトすることとなるのか。運命のいたずらか、今月15日の開幕カードはトッテナム対シティとなっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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