「日本と歴史ある3国が残った」米TV局がベスト4の顔ぶれに驚嘆!「特色の異なるチームばかり」【東京五輪】

2021年08月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

ベスト4は日本、ブラジル、スペイン、メキシコ

ベスト4に残った(左から)日本の久保、ブラジルのリシャルリソン、スペインのラファ・ミル、メキシコのマルティン。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)、(C)Getty Images

 東京五輪の男子サッカーは、ベスト4が出揃った。開催国である日本に加え、スペイン、ブラジル、そしてメキシコが残り、8月3日に行なわれる準決勝に参加することが決まった。

 この結果に驚きを露わにしているのが、米TV局『CBS Sports』だ。「ホスト国である日本と、サッカー界での豊かな歴史を誇る3チームが、金メダルを目指す権利を得ることとなった」と伝えている。

「4つのチームは、準決勝では実に特色の分かれた戦い方をしていた。ゴール狂のスペインとメキシコ。だが、前者は90分間を2-2で耐えた延長戦で爆発。結局、ラファ・ミルのハットトリックを含む5-2という大差で、コートジボワールを突き放した。

 だが、それを超えるゴール狂ぶりを発揮したのがメキシコだ。韓国を相手に、前半だけで3-1というスコアで折り返すと、後半はさらに3得点を加えて、6-3で試合を終えた。失点はしたものの、混沌とした試合で相手を撃破、という表現が似合う戦いぶりだった」

 また、日本については「とても冷静な戦いぶりを見せた」と評している。
 
「ニュージーランドとの苦しみ抜いた戦いだった。フランスを4-0で撃破して帰国させたサムライブルーは、ニュージーランドに楽勝だと多くの人が予想していた。だが、彼らは頑強で、森保一監督率いるチームをPK戦まで追い込んだ。だが、それでも勝利を掴んだ日本は4試合中3試合でクリーンシートを達成。準決勝に残ったことは何の不思議もない」

 そして、エジプトをウノゼロで破ったブラジルについても「苦労していた」と伝えた。

「マテウス・クーニャのおかげでエジプトに僅差を付けることに成功した。守りは堅いが、この日は攻撃に切れ味がないのが悩みの種だ。だが、どんなに苦労しても最終的にはセレソンの優れたチーム力が光り、セミファイナルへの切符を手にしている」

 準決勝は、8月3日の17時にメキシコ対ブラジルがキックオフされ、20時から日本対スペインがキックオフする。

 果たして、決勝に進むのはどの2チームになるのか。海外メディアも興味深く見守っている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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