「こういう舞台でPKを蹴れるチャンスはない」
遠藤がPK戦で5番目のキッカーを熱望したワケとは。写真:金子拓弥 (サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)
U-24日本代表は7月31日、東京オリンピック準々決勝でU-24ニュージーランド代表と対戦し、0-0で突入したPK戦の末に勝利。遠藤航が試合後に取材に応じ、PK戦の舞台裏を明かした。
日本は立ち上がりから積極的に相手ゴールに迫った。しかし、決めるべきところで決め切れず、延長戦を含めた120分が終了。PK戦へと突入した。
PK戦を前にベンチの前では、キッカーの順番を決める話し合いが行なわれたが、このとき遠藤は、「僕は5番目に蹴りたいと言っていた。最後に(吉田)麻也くんから何番がいいと訊かれて、僕は5番がいいですと言いました」と5番目を懇願していたことを明かした。
日本は立ち上がりから積極的に相手ゴールに迫った。しかし、決めるべきところで決め切れず、延長戦を含めた120分が終了。PK戦へと突入した。
PK戦を前にベンチの前では、キッカーの順番を決める話し合いが行なわれたが、このとき遠藤は、「僕は5番目に蹴りたいと言っていた。最後に(吉田)麻也くんから何番がいいと訊かれて、僕は5番がいいですと言いました」と5番目を懇願していたことを明かした。
「こういう舞台でPKを蹴れるチャンスはない。浦和時代にルヴァンカップで5番目で蹴ったんですけど、その時みたいな感覚で、自分で(試合の勝利を)決めたい感覚があった。そういう強い気持ちを持っている人が蹴ればいい。今日は蹴りたいと言ったメンバーが最初に5人揃った。(4番目の)麻也さんにも、外しても僕決めるんで大丈夫です、と言いましたし、それくらいPK戦は余裕があればいいんじゃないかと思います」
しっかりと若い選手を後ろから支え、オーバーエイジとしての役割を全うしている遠藤。さらにそれだけではなく、今回のPK戦のように強い意思や覚悟を背中で見せている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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