「なでしこジャパンは強くないといけない」エース岩渕真奈、長文で胸中独白【東京五輪】

2021年07月31日 サッカーダイジェストWeb編集部

「まだまだ足りなかったし、まだまだ未熟」

東京五輪はベスト8で敗退。この悔しさも糧に、岩渕はまた強くなるはず。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 なでしこジャパンのエース、岩渕真奈が7月31日、自身のインスタグラムを更新。すでにツイッターでその想いを伝えていたが、改めて長文のメッセージを投稿した。

「最高の舞台での夢へのチャレンジが終わりました。
この舞台に立つにあたり、いろんな人が支え助けてくれた事に本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

自分達が目指す結果にも、自分達が試合で体現したい事も、正直全てにおいて物足りなかったと思います。

8年前から人生の夢、目標として、この舞台で輝くためにいろんなことを犠牲にしながらチャレンジを続けてきましたが、まだまだ足りなかったし、まだまだ未熟でした。でもこの大会期間中、自分の歩んできた、積み重ねてきた事に少しだけですが自信を持つ事もできました。

結果の世界。ベスト8。
女子サッカー、Weリーグを発展させていくうえでなでしこジャパンは強くないといけないと思います。
また本気で世界の舞台でやり合えるように自分自身出来る事をやって努力し成長していきたいと思います。
 
医療従事者の皆さんをはじめ
最高の舞台を準備し
整えてくれた大会関係者の皆さん
スタジアム、テレビの前から応援してくれた皆さん
スタジアム、ホテル、選手村ボランティアの皆さん
毎日笑顔で明るい雰囲気、最高の空間でした。

沢山の方へ
本当にありがとうございました」

 金メダルを目指した、なでしこジャパン。だが、結果は準々決勝でスウェーデンに敗れ、ベスト8で幕を下ろした。アップロードされた写真は、ピッチに立ちすくみ、呆然とした表情を浮かべる岩渕の姿。新シーズンはイングランドのアーセナルで再出発を図る。貪欲に進化を求める28歳のさらなる活躍に期待だ。

構成●サッカーダイジェストweb編集部

【画像】「まだまだ未熟でした」呆然とした表情でピッチに立ちすくむ岩渕真奈

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