「VARがああいう判断になったのは残念ですけど…」
スウェーデン戦に出場した田中。攻撃の課題について語った。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)
1-3で敗れた東京五輪のスウェーデン戦、なでしこジャパンはボール支配率で59%を記録し、パスは相手の約2倍となる649本をつなぎ、その成功率は85㌫だった。数字が示すとおり、田中美南は「ボールは動かせていたし、嫌な立ち位置をとって前半は相手を困らせることができた」と語った。
「相手の勢いが落ち着いたなか、余裕を持ったボール運びはできていたと思う。ボールは持ててていたので、相手も疲れて足を止めていた部分もあった」
ただ、シュート数のスタッツに目を移せば、スウェーデンの16本に対して日本は12本と下回っている。田中は攻撃の課題をこう分析した。
「ポゼッションはできたけど、シュートまでいけていたかと言うと、そうでもなかった。立ち位置をとりながら、もっとシュートまで行くのか、入り込むのか。もっともっと突き詰めていかないといけないと思います」
「相手の勢いが落ち着いたなか、余裕を持ったボール運びはできていたと思う。ボールは持ててていたので、相手も疲れて足を止めていた部分もあった」
ただ、シュート数のスタッツに目を移せば、スウェーデンの16本に対して日本は12本と下回っている。田中は攻撃の課題をこう分析した。
「ポゼッションはできたけど、シュートまでいけていたかと言うと、そうでもなかった。立ち位置をとりながら、もっとシュートまで行くのか、入り込むのか。もっともっと突き詰めていかないといけないと思います」
また田中は、30分にペナルティエリア内で倒され、一度はPKの判定が下されたがVARチェックでノーファウルとなった場面についても言及した。
「あれはVARがああいう判断になったのは残念ですけど、自分的にはランニングコースに入られたのでPKなのかなと思います。だけど、それもサッカーかなと思います」
むしろ田中は「苦しい時にどんな形でもゴールを取り続けるFWになるしかない」とさらなる成長に意気込む。悔しい経験を糧にどう変われるか、今後の活躍に期待したい。
構成●サッカーダイジェスト編集部
【五輪代表PHOTO】日本女子1-3スウェーデン女子|田中の得点で同点に追い付きペースを掴むも追加点が遠く... なでしこはベスト8で大会を去ることに
「あれはVARがああいう判断になったのは残念ですけど、自分的にはランニングコースに入られたのでPKなのかなと思います。だけど、それもサッカーかなと思います」
むしろ田中は「苦しい時にどんな形でもゴールを取り続けるFWになるしかない」とさらなる成長に意気込む。悔しい経験を糧にどう変われるか、今後の活躍に期待したい。
構成●サッカーダイジェスト編集部
【五輪代表PHOTO】日本女子1-3スウェーデン女子|田中の得点で同点に追い付きペースを掴むも追加点が遠く... なでしこはベスト8で大会を去ることに