「我々が有利」準々決勝でなでしこジャパンと対戦するスウェーデン主将が自信! 「日本は技術的に優れているが…」【東京五輪】

2021年07月30日 サッカーダイジェストWeb編集部

参加チームで唯一3連勝中のスウェーデン

GS3連勝のチームを率いる主将のエリクソン。(C)Getty Images

 なでしこジャパンは7月30日、東京五輪の女子サッカー準々決勝でスウェーデンと対戦する。

 対峙するスウェーデンは、グループステージでアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドを破って3連勝を記録した唯一のチーム。うち2試合はクリーンシートであり、強固な守備と、3試合で9ゴールという得点力も併せ持つ。

 オリンピックには7大会連続で7回目の出場となるスウェーデンは、6月25日時点でのFIFAランキングは5位。前回のリオデジャネイロ五輪では銀メダルを獲得した。

 日本戦を控えてメディア向けの会見に出席した主将マグダレーナ・エリクソンは「日本は決して甘く見てはいけない相手だ」とコメントしたようだ。現地紙『Vasterbottens-Kuriren』が報じている。

「日本は技術的に優れているチームであり、一体感がある。彼らは今大会、ゴールも少ないが、失点も少ない。我々にとってはタフな相手になるはず。(GS3連勝は)忘れて試合に臨むことが必要。日本は(2011ドイツW杯で優勝した)日本の特徴を備えているままで、油断はしない」

【なでしこジャパンPHOTO】東京オリンピックに挑む、選ばれし22選手を紹介!

【五輪代表PHOTO】ニュージーランド女子0-2スウェーデン女子|前半に2ゴールでスウェーデンが快勝!グループG首位通過を決めて日本と対戦へ!
 
 また、178cmのFWフリドーリナ・ロルフォは「身長では我々に有利な面がある」と語ったようだ。

「日本が得意とするのはパスゲームなので、ポゼッションを譲ったうえで、守備でしっかり特徴を抑え込んでいきたい。身長は確かに、セットプレーで少し有利に働くかも。少なくとも、日本の170cm超えの選手はGKを含めて4人だけ。ゴールに入れるチャンスは必ず来るはず」

 そして、MFカロリーネ・セゲルも「セットプレーがカギ」と明言したという。

「これまでもCKやFKのセットプレーからの得点は勝利のゴールを生み出してきた。フィジカル面での優位性により、この点においては我々が有利だと思う。日本が相手だからというだけではなく、これまでの試合全てでチームの強みとなってきたので、我々は継続してその強みを発揮しなければならない。良い方向に進むことを願っている」

 なでしことスウェーデン代表の一戦は、埼玉スタジアム2002で19時にキックオフされる。難敵を相手に、なでしこジャパンはどのような戦いぶりを見せられるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【五輪PHOTO】ボーイフレンドはアルフォンソ・デイビス!美と強さを兼ね備えたカナダ女子FWジョーディン・ハイテマ!

【五輪代表PHOTO】得点能力と美しさを兼ね備えたカナダ女子代表FWジャニン・ベッキーを特集!

【五輪代表PHOTO】日本女子 0-1 チリ女子 |途中出場の田中が決勝点を奪う活躍!決勝トーナメント進出を決める重要な勝利に!

 
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事