「他の競技から刺激を受けている」吉田麻也が、「自分の仕事があるのはここから」と決勝トーナメントへ意気込む!

2021年07月28日 サッカーダイジェスト編集部

「自分たちの目標は高いところにあります」

フランス戦に先発した吉田。チームの勝利に貢献した。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 U-24日本代表は7月28日、東京五輪のU-24フランス代表戦に臨み、4-0で勝利した。

 日本は27分に久保建英が先制点を奪うと、34分にはゴール前でこぼれ球を詰めた酒井宏樹が追加点を決めた。さらに70分には三好康児が、後半アディショナルタイムには前田大然がネットを揺らし、4-0でゲームを締めくくった。

 試合後には主将の吉田麻也が、無失点での快勝について口にした。

「毎試合同じですけど、こういう試合で先制点を取られると厳しくなるので、先制点を取られないように意識しました。逆にうちが先制点を取って相手の戦意を失わせることができたんじゃないかなと思います」
 
 3連勝でグループステージ突破について吉田は「予選突破はひとつの大事なところだったと思います」と言いつつも、「自分たちの目標は高いところにあります」と述べる。そして決勝トーナメントへの意気込みを語った。

「チームとしては引き続き良い形で試合を進めていくことと、アグレッシブに泥臭く戦うこと、自分たちのベースに加えてさらに大会を通じて成長していかないといけないと思っています。個人的には自分の仕事があるのはここからだと思っているので、チームを良い方向に引っ張っていけるようにしたいと思います」

 また自国開催のオリンピックで「他の競技からもいろんな刺激を受けています」と話す吉田は、「昨日はソフトボールだったり、今日は野球の試合を昼に見た」という。続けて「僕も負けていられないなと思います」と力強くコメントした。

 準々決勝では、7月31日に茨城カシマスタジアムでニュージーランドと対戦する。Bグループを2位で突破した相手に、どんな戦いを見せてくれるのか。吉田のパフォーマンスに注目だ。

構成●サッカーダイジェスト編集部

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