2021年７月28日、日本がフランスを４－０と撃破した。落ち着いた入りで試合を落ち着かせると、27分に久保の３戦連続弾で先制。これで勢いに乗った日本は34分に酒井のゴールで２－０とし、後半にも三好、前田が加点したのだ。見事な戦いぶりで首位通過を決めた五輪代表に対し、日本サッカー協会の田嶋会長はこう祝福した。

 

「強豪のフランス相手に対等に試合を進め、しっかりと得点を積み重ねてくれた。森保監督やスタッフ、選手達に感謝したい。世界大会という実戦でも、多くの選手が様々なポジションでプレーできている。日本代表監督時代のオシムさんが要求していたことを実現し始めているのではないか。選手達がこうしたことに対応できる高い能力を備え、代表チームの選手層が厚くなっていることは、選手たちを育成してきた指導者の方々をはじめ、多くのサッカー関係者の方の努力の結果であり、あらためて厚く御礼を申し上げたい。トーナメントでは何が起こるか分からない。更に気持ちを引き締めて一戦一戦に臨んで欲しい。」（原文ママ）

　確かな勢いを感じる日本がどこまで勝ち上がるか。楽しみでならない。

構成●サッカーダイジェスト編集部

【五輪代表PHOTO】U-24日本４-０U-24フランス｜久保の３試合連続得点などもあってフランスを相手に４発快勝！３連勝でGS突破を決める！