「クボは重圧から解き放たれたようだ」仏メディアが久保建英を最大警戒!「レンタル先では失敗したが…」

2021年07月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

 東京オリンピックの男子サッカー、グループAの首位に立ったU-24日本代表は7月28日、横浜国際総合競技場でフランスと対戦する。

 引き分け以上で首位通過が決まる日本は、負けても1点差なら決勝トーナメントに進出できる。一方のフランスは、初戦メキシコに1-4で敗れ、南アフリカには後半アディショナルタイムの決勝ゴールで4-3と競り勝った。自力で突破するためには、2点差以上での勝利が条件となる。

 現地メディア『franceinfo』は、「この大会において、フランスは少しずつテンションを上げ、ゴールを決めるようになってきている」とチームの調子は上り調子であることを強調。一方で、「フランスの守備網はシルヴァン・リポル監督が認めるように、全くいい状態とはいえない。そんな状態で臨むことになるが、勝たなければならない日本戦は、観ていて楽しいものになるはずだ」と綴っている。
 
 そして、日本チームにおいての"キーマン"には久保建英の名前を挙げている。

「この試合を見ることは、20歳の若き選手であり、日本のビッグスターである久保建英を知ることでもあるだろう。大会が始まって以来、日本チームで最も重要な存在であり、森保一監督が、その若さをものともせず、フィールドのコマンダーを託した選手である。彼はすでに2試合で2ゴールを決めている」

 また、その姿を「失敗を吹っ切れたようだ」と評した。

「久保は小柄で、幼少期から日本では騒がれている存在だった。2011年に10歳でバルサに移籍し、和製メッシの異名をもつ。その後、日本でプロデビューを果たし、レアル・マドリーと契約した。

 だが、その後のトップチームでは苦戦した。ビジャレアルとヘタフェへのレンタルは失敗であり、その苦悩の証だろう。だが、オリンピック代表に選出されたことで、彼は重圧から解放されたようだ。フランスは警戒しなければならないだろう」

 グループリーグ最終戦は、20時30分にキックオフを迎える。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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