７月25日、東京五輪の男子サッカー第２戦が行なわれる。U-24日本代表は、U-24メキシコ代表と対戦する。

　初戦でフランスを４-１で撃破したメキシコ代表のFWアレクシス・ベガは国際サッカー連盟（FIFA）のインタビューに応じ、オリンピックに懸ける思いを語っている。

「初戦に勝利したことで、安心しているわけではない。同じ謙虚さをもって仕事を続けなければならないとチームの皆が自覚している。大会は始まったばかりで、まだ何も成し遂げていない。僕らは６試合をすべて勝利するという意識で臨んでいるので、収穫を続けるためには、地に足をつけなければならない。初戦に勝ったからといって、日本戦を軽視するつもりは全くないよ」
 

　メキシコは2012年のロンドン大会で優勝。しかし2016年リオ大会はグループステージで敗退した。その悔しさを晴らすべく、ハイメ・ロサーノ監督のもと、豊富な運動量とテクニックを武器にしたチームが完成。オーバーエイジ枠でベテラン守護神のギジェルモ・オチョアも参加し、強固なチームワークを形成している。

「僕らの特長は、最後まで激しいプレーとたくさんのタスクをこなせること。非常にコンパクトにまとまったチームであるという自負がある。再び歴史を作るために、全員が意欲的だ」

　そして、日本戦への意気込みはこのように語った。

「グループで最も難しい相手だろう。地元のチームであり、サッカーも上手だ。どうすれば彼らを崩すことができるか、彼らを入念に観察している。今までのようなパフォーマンスができれば素晴らしい試合になると確信している」

　日本対メキシコは、20時に埼玉スタジアム2002でキックオフされる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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