【CL決勝】デル・ピエロ「誇りを持って最後まで戦った選手に敬意を」|ユーベOBの声

2015年06月07日 パオロ・フォルコリン

「バルサと互角に渡り合える良いチームだった」

ユーベの激励に訪れたデル・ピエロ。レジェンドは、この敗戦をどう受け止めたのか。 (C) Getty Images

アレッサンドロ・デル・ピエロ(1993~2012年に在籍したユーベのレジェンド。現在はインド・スーパーリーグのデリーに所属)
 
「試合前、僕はユベントス側のゴール裏にあいさつに行った。CLを勝ち取った1996年と同じ喜びを、ふたたび彼らと一緒に味わいたかったからだ。
 
 しかし結果はご存知のとおり……。バルセロナは決してチャンスを見逃さず、確実にモノにした。偉大なチームである証拠だ。
 
 ユベントスもそのバルサと互角に渡り合える良いチームだった。大いなる誇りを持って最後まで戦った選手たちに、敬意を表したいと思う」
 
パオロ・ロッシ(下部組織出身で1981~85年まで在籍した点取り屋)
 
「バルセロナの3トップは予想通りの活躍をした。スアレスとネイマールはゴールを決め、メッシも前半のゴールの立役者だった。
 
 そう、なによりこのあまりにも早い時間に訪れた最初のゴールが、試合の行方を大きく左右してしまった。
 
 このゴールによってユベントスの選手の足は、前半ほとんど止まってしまったのだ。その後せっかく同点にしたのに、カウンターからスアレスにゴールを奪われたのは非常にもったいなかった」
 
文:パオロ・フォルコリン(ガゼッタ・デッロ・スポルト紙) Paolo FORCOLIN(Gazzetta dello Sport)
翻訳:利根川晶子

【ゲームPHOTOギャラリー】バルサ 3-1 ユーベ
 
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