【柏】移籍の理由は「必要としてくれている意志を見せてくれたから」。武藤雄樹の心を動かした強化部の“ふたつのアプローチ”

2021年07月23日 志水麗鑑(サッカーダイジェスト)

「僕のプレーをしっかり見たうえで、評価してくれていると感じました」

浦和から柏へ移籍した武藤雄樹。新天地での意気込みを語った。

 浦和レッズから柏レイソルに完全移籍で加入した武藤雄樹が7月23日、オンライン取材に応じた。

 今季、武藤は前所属の浦和で16試合に出場。無得点でベンチスタートの試合もあったとはいえ、13節の仙台戦から15節の神戸戦まではすべてに先発し、チームの3連勝に貢献していた。

 現在7位の浦和である程度の出場機会を与えられていたなか、15位の柏へ活躍の場を移したが、武藤は移籍の理由をこう述べた。

「まず僕が環境を変えたいと思ったところがあります。そんななか、僕を最も必要としてくれている意志を見せてくれたので、ここで戦いたいと思いました。あとは、柏レイソルというチーム、スタジアム、サポーター、そういったところにも魅力を感じています」
 
 なぜ「必要としてくれている意志」を感じたのか。武藤の心を動かした強化部の"ふたつのアプローチ"があった。

「いち早くオファーを出してくれた。それは、僕を必要としてくれている意志を見せてくれたことだと思っています」

 そして実際に強化部と話し、武藤は柏に求められていると、よりいっそう感じた。

「強化部の方と話す時間もありましたし、監督からの言葉も聞いた。話してみて、僕のプレーをしっかり見たうえで、評価してくれていると感じました。必要としてもらえるのは嬉しかったです」

 素早いオファーと、プレーに対する具体的な評価。強化部の"ふたつのアプローチ"もあり、武藤は移籍を決めたという。

 果たして、武藤はどんなパフォーマンスを見せてくれるのか。熱いオファーで獲得した新戦力の活躍に期待したい。

取材・文●志水麗鑑(サッカーダイジェスト編集部)
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