2戦目で日本と戦うメキシコが強敵フランスを撃破! ベガのドンピシャヘッドを皮切りに4得点を奪い開幕白星スタート!

2021年07月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

フランスは相手の素早いプレスに苦戦し…

メキシコが強敵フランスを3-1で下し、グループステージ初戦を勝利で飾った。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 7月22日、東京オリンピックの男子サッカーがついに開幕。日本よりも一足先に同じグループAのU-24メキシコ対U-24フランスの一戦が東京スタジアムで行なわれ、メキシコが4-1の快勝を収めた。
 
 序盤から攻勢を強めたのはメキシコだった。素早いプレッシャーでボールを奪い、メキシコリーグMVPのルイス・ロモらを起点に、細かいパスワークで相手を翻弄する。
 
 17分には高い位置でのボール奪取からショートカウンターを発動。最後はアレクシス・ベガがフリーでシュートを放つも、フランスのモディボ・サニャンにゴールライン上でブロックされる。
 
 19分にも、ディエゴ・ライネスが鋭いドリブル突破からチャンスを演出。右サイドからの折り返しをゴール前でエンリ・マルティンが右足で合わせるも、ボールはわずかに右に外れる。
 
 一方、フランスも縦に早い攻撃から28分にアンドレ=ピエール・ジニャク、30分にアルノー・ノルダンがシュートを放つ。しかし、ワールドカップに4大会で連続出場しているメキシコの守護神、ギジェルモ・オチョアが好セーブで立ちはだかる。
 
 お互いに攻守に集中力高く戦った前半は、0-0で折り返した。
 
 勢いそのままに後半も主導権を握るメキシコが、開始早々の47分に先制点を奪う。右サイドを突破したライネスのクロスに走り込んだベガが完璧なタイミングでヘディングで合わせ、ゴール右に突き刺した。
 
 さらに55分、カルロス・ロドリゲスの浮き球のスルーパスに抜け出したセバスティアン・コルドバが左足でゴールネットを揺らし追加点を奪う。
 
 負けられないフランスも69分にPKを獲得。これをエースのジニャクが冷静に沈め、1点を返すも、反撃はここまで。終盤の80分には途中出場のウリエル・アントゥナ、90分にもエドゥアルド・アギーレが得点を重ね、メキシコが4-1で開幕白星スタートを飾った。
 
 25日に予定されているグループAの第2節、フランスは南アフリカと、メキシコは日本と埼玉スタジアム2002で相まみえる。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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