「マナは信頼性が高い」東京五輪初戦、なでしこJvsカナダ戦をFIFA公式が熱くレポート! 「最高のシーンが生まれた」

2021年07月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

通算300試合目のシンクレアを称える

のっけから実力伯仲の好ゲームを繰り広げた日本とカナダ。痛み分けのドローに終わった。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)(サッカーダイジェストWeb)

 悲願の金メダル奪取を狙うなでしこジャパンの初戦は、1-1のドローに終わった。

 水曜日ナイターで開催された東京五輪・グループリーグ第1戦、日本対カナダの一戦。日本は立ち上がりの6分に先制を許す苦しい展開を強いられ、その後もボール支配で優位に立つものの決定的なチャンスを迎えられないまま時間を費やした。54分にはPKの絶好機を得るも田中美南が決められず。そして徐々に垂れ込めた不穏なムードを一掃したのが、エースの岩渕真奈だった。84分にカウンターから抜け出すと、ゴール前20メートルからGKの位置を見極めてゴラッソをゲット。日本はなんとかドローに持ち込み、勝点1を獲得した。

 この熱戦を速報したのがFIFA公式サイトだ。次のようにレポートしている。

「カナダはあと少しで3ポイントを獲得できたはずだったが、それを終了6分前の価値ある一撃で阻止したのは、信頼性の高いゴールスコアラー、マナ・イワブチだった」
 
 さらに同サイトはカナダの先制点を決めたクリスティン・シンクレアに関して、「代表通算300試合目できっちり仕事してみせた」と持ち上げ、54分のPK阻止シーンを称えた。「実に感動的なシーンだった。怪我をしていたカナダのGKステファニー・ラビが鮮やかにPKを止めて、その直後に彼女はピッチを後にしたのだ」と伝えている。

 注目の第2戦は土曜日に行なわれる。日本はこの日チリを2-0で一蹴した金メダル好捕、イギリスと対決する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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