アーセナルが早くも2人目の新戦力獲得を発表! ベルギー代表MFのロコンガとは?

2021年07月20日 メガクラブ

移籍金は1750万ユーロ+ボーナス450万ユーロ。

アーセナルが獲得した今夏2人目の新戦力はベルギー代表MFのロコンガ。攻守に貢献できる万能型MFだ。 (C)Getty Images

 巻き返しに向けて活発な動きを見せるアーセナルが7月19日、今夏で2人目となる新戦力の獲得を正式に発表した。

 アンデルレヒトから新たに加えたのは、ベルギー代表の若手MFアルベル・サンビ・ロコンガだ。2026年6月までの5年契約で、背番号は23。移籍金は1750万ユーロ(約22億円)にボーナス450万ユーロ(5億6000万円)という高額で、期待の大きさがうかがえる。

 20-21シーズンのアンデルレヒトで27試合に出場(プレーオフを含めると33試合に出場)し、3得点・2アシストを記録したロコンガは、攻守に貢献できる万能型のMFで、水準以上のボールテクニックを兼ね備え、攻撃のスイッチを入れる縦パスやドリブルでの持ち上がりに特長がある。21歳の若さながら20-21シーズンはアンデルレヒトでキャプテンも務めるなど、リーダーの資質にも恵まれた好タレントだ。

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 ダニ・セバジョスをレアル・マドリーに返却し、グラニト・ジャカの退団も濃厚(ローマ移籍が有力)なアーセナルの中盤は、補強のプライオリティーが高かった。プレミアリーグの実績はなく、入団1年目でどこまで活躍できるかは未知数ながら、EURO2020に向けたベルギー代表の予備メンバーに名を連ねたその実力は確かだけに、いきなりレギュラーを掴んでも不思議はない。

 すでに左サイドバックにポルトガルの逸材ヌーノ・タバレスを迎え、続いてロコンガも手中に収めたアーセナルは、さらにトップ下にウセム・アウアー、中盤にルベン・ネベス、CBにベン・ホワイトを狙うなど、プレミアリーグのトップ4に返り咲くべく、今夏の移籍マーケットはいつになく積極的だ。今後もその動向から目が離せない。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
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